プロ野球ソフトバンクの工藤公康監督や内川聖一主将ら9選手が21日、熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町を訪問した。現在も避難所となっている益城町総合体育館で約400人にサインを書いたほか、握手や記念撮影に応じた。小学校では子どもと野球をして交流。内川選手は「僕らも力をもらった。V3(3年連続の日本一)をいいニュースとして届けたい」と誓った。
以前から選手に被災地訪問の意向があり、シーズン中ながら休養日に実現した。長谷川勇也選手会長は「来るまでは迷惑にならないか不安だったが、喜ぶ顔を見られてうれしかった」と話した。