中京学院大・吉川尚念願の代表入り

 日米大学野球選手権(7月12日開幕、神宮など)に向けた日本代表選考合宿は19日、神奈川県平塚市内で3日間の日程を終え、東大・宮台康平投手(3年・湘南)ら24選手を代表メンバーに選んだ。今秋ドラフト1位候補の中京学院大・吉川尚輝内野手(4年・中京)も代表入り。主将は明大・柳裕也投手(4年・横浜)が務める。

 優勝した全日本大学選手権で脚光を浴びた吉川尚は、念願の代表入り。紅白戦では、柳から右中間への二塁打を放った。3年時は候補止まりだっただけに「岐阜にいて、日の丸は想像できなかった。走塁と守備で貢献したい」と感慨深げ。視察した広島・苑田スカウト統括部長は「打球への反応がよく、守備範囲が広い。打撃も当てるのがうまい」と評価した。

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