巨人貧打 本塁憤死も…みちのく2連敗

 「巨人0-1DeNA」(18日、福島県営あづま球場)

 福島のG党からため息がこぼれた。巨人がみちのくシリーズで2連敗。今季ワーストタイの4安打零封負けに、高橋監督は「これじゃあ、勝てないよね。(DeNA・石田を)捉えきれなかった」と、言葉少なに振り返った。

 七回はギャレットが右越え三塁打を放ち、無死三塁。クルーズの浅い右飛で代走・寺内が本塁へ突入したが、右翼手・桑原の好返球で憤死した。指揮官は「積極的にいったが相手がいいプレーをした。それまで」と、悔しさを押し殺した。

 首位には立っているが、打線は25イニング適時打がなく、苦しい戦いが続く。5月の打率・170と不振の立岡は「結果を欲しがって、打つべきボールを打てていない」と、焦りの色をにじませた。

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