日本ハム大谷、キャンプ「面白かった」

 「日本ハム春季キャンプ」(27日、名護)

 日本ハムが27日、沖縄・名護市での2次キャンプを打ち上げ、大谷翔平投手(21)は米アリゾナ州ピオリアでの1次キャンプを含めた期間を「自分のやりたいことはできた。面白かったし、充実してできた」と総括した。

 最後まで“二刀流”が注目を集めた。練習では「投げ心地を考慮した」と力のこもった49球のブルペン投球。直後にはフリー打撃で快音連発。その姿に、練習試合の対戦相手である広島野手陣からは「化け物だな」の声が漏れたほどだった。

 午後からの練習試合・広島戦(名護)には「5番・DH」で先発出場。結果は4打数無安打2三振で、試合後に栗山監督が「ちゃんと打ってください。お願いします」と注文をつける場面も…。

 それでも本人は「それぞれに内容があった。左(投手)の軌道も見られたし、しっかりスイングができた」と手応えを感じた様子。野手で出場予定の28日の練習試合(広島戦)を戦い、“二刀流”の進化形を求めた1カ月間を締めくくる。

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