オリ糸井 スーパーサイヤ人になる

 オリックスの糸井嘉男外野手(34)が27日、試合の登場曲「SHAKE」を歌うSMAPの存続を喜んだ。都内のトレーニングジム「トータル・ワークアウト六本木ヒルズ店」で自主トレを公開。昨季限りでソフトバンクを退団した松中流のトレーニングに励んでいることも明かし、ハイテンションで「スーパーサイヤ人になります」と宣言した。左膝痛に泣き、低迷した昨年から巻き返しを狙う。

 糸井がSMAP解散報道を知ったのは、年明けのグアム自主トレ初日だった。「だいぶん動揺した」と振り返る。それだけに存続決定は、天にも昇る心境だったようだ。「SHAKE」の歌詞に自身のあだ名を挿入し、喜びを表現した。

 「ヨッピ、ハッピ、シェイク!!ですね」

 今季も同曲を登場時に使用するかは未定だが、SMAPへの思い入れは強い。ダジャレで感情表現するほど、存続決定にテンションは上がりっぱなしだ。

 自主トレもハイテンションのまま順調に進めている。「トータル・ワークアウト六本木ヒルズ店」では、昨季の不振の原因となった古傷の左膝へ負担をかけないよう、走り方から学んでいる。

 きっかけは年明けのグアム自主トレ。同ジムに通う松中と汗を流す機会があった。「松中さんは体力があるし、めっちゃ走る。すごい刺激を受けた」。帰国後、かつての三冠王のように走り方から見直し、野球の動きへつなげようとしている。

 今季の目標は優勝と、個人タイトル奪取。今年を表す漢字には「超」を挙げた。「膝は問題ない。いろいろと超えていく。スーパーサイヤ人になります」。アニメ「ドラゴンボール」のキャラクターでダジャレをかまし、周囲を爆笑させて会見終了。今季も言動で超人ぶりを見せてくれそうだ。

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