オリ バクター獲得へ!待望の速球派左腕
オリックスが新外国人投手としてパドレスのライアン・バクター投手(28)の獲得を目指していることが24日、明らかになった。
バクターは速球派の左腕。メジャーの経験は1試合しかないが、今季は3Aの2チームを渡り歩き、通算43試合で2勝0敗3セーブ、防御率1・78の好成績を残した。特筆すべきは50回2/3で62奪三振という数字。150キロ近い速球と切れ味鋭いスライダーを武器に、力でねじ伏せる投球が持ち味だ。
オリックスでは左腕投手が不足。特にリリーフは海田一人の状況。ソフトバンク・柳田、西武・秋山らパ・リーグは左の強打者がそろっているだけに、左腕はのどから手が出るほどほしいピースだ。
今オフはすでに抑え候補のコーディエ、4番候補のモレルとボグセビックを獲得。残留したブランコ、ディクソンと合わせて外国人6人体制で来季に臨む予定。バクター獲得成功というクリスマスプレゼントが届けば、福良監督も最高の正月が迎えられそうだ。