ソフト孫オーナーVパレードで松田説得

 ソフトバンク・孫正義オーナー(58)が22日、福岡市内で行われた優勝祝賀パレードの際に、海外FA権を行使した松田宣浩内野手(32)に直接、残留要請を行ったことを明かした。福岡市の中心部を走る明治通りでのパレードで松田、工藤監督とともにオープンカーに乗車。沿道のファンからの残留を望む声も背に「ファンとわれわれの思いは一つ」と訴えかけた。

 パレード先頭の赤のオープンカーでは、後部座席の孫オーナーの目の前に、松田が座る形になった。沿道を埋め尽くしたファンから届いた「ありがとう」「おめでとう」と、また別の声。約30分の行進後、球場に戻った孫オーナーが、車上の出来事を明かした。

 「『マッチ(松田)、残ってー』という声がたくさん、かかっていました。届いたのではないかと思います。(自身でも言葉をかけたかと問われ)もちろん、そうですね。ぜひ、ぜひ…ファンとわれわれの思いは一つですから、よろしくお願いします、と」

 球団の望みと、目前のファンの声を束ねた。「『はい』ということで、しっかりと握手してくれましたので、通じたんじゃないかと信じております」。巧みな経営戦略でソフトバンク本社を成長させた“手腕”に残る感触だった。球団は4年の大型契約を提示済みで、「宣言残留」を認める方針を明確にしている。

 松田は「2年連続日本一で(選手会長として)先頭のオープンカーに座らせてもらって、幸せでした」と笑った。孫オーナーには「ありがたい言葉をかけていただいた」と感謝しつつ「しっかり考えたい」と軽々な発言は慎んだ。

 孫オーナーは強調する。「日本一になれて、連覇ができて、心からうれしく思いました。あれだけ大勢のファンが集まって声援をくださる。監督、選手の皆さんも、また来年も頑張るぞという気持ちになったと思います」。そこに松田が必要だ。

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