ヤクルト守護神バーネット球団新38S
「ヤクルト4-2DeNA」(24日、神宮球場)
熱き魂の守護神が球団史に名を刻んだ。ヤクルト・バーネットが九回に5番手で登板。最後の打者・嶺井を雄たけびとともに三振斬り。3者凡退で、高津投手コーチらが持っていた球団記録を更新する38セーブ目を挙げた。
記録が並ばれた際に「次からは先発に回すから抜けないよ」と冗談を交えて右腕に声を掛けていた高津コーチは「彼がしっかりすることで(試合の)後半を計算できるようになった」。安定感抜群の守護神を絶賛した。
「高津コーチからおめでとうと言われた」と喜ぶバーネット。26日からは2位・巨人との直接対決2連戦に臨むが、「明日はしっかりと休んで、ジャイアンツを倒したい」と力強く宣言。勝利を告げる咆哮(ほうこう)を、敵地で響かせる。
