オリックス平野佳、1点守り切れず
「西武3-1オリックス」(8日、西武プリンスドーム)
1点リードを守りきれなかった。救援のオリックス・平野佳が八回、先頭の浅村に四球を与えた1死一塁でメヒアにバックスクリーンへ痛恨の逆転被弾。「正直、投げたところが自分でも分からない。失投だったのは確か。甘く入った」。歓喜に沸く相手ベンチを、マウンドからぼう然と見つめた。
ブランコの7号ソロで先制し、1-0で終盤へ。しかしそのまま逃げ切れるほど甘くなかった。福良監督代行は「1点ではなかなか。平野佳は、先頭打者への四球がね…」と静かに語った。
49勝71敗2分けとなり、今季の負け越しが決定。5位・楽天が敗れ、オリックスが勝っていれば最下位脱出のチャンスだったが、ものにできなかった。