西武・大阪桐蔭トリオ弾!メヒアは2発
「交流戦、DeNA1-5西武」(6日、横浜)
ハマの空に花火が打ち上がった。西武が誇る中村、浅村、森の「大阪桐蔭トリオ」による初のアーチそろい踏み。メヒアも2発放って2011年以来となるチーム1試合5発でDeNAを粉砕した。
先陣を切ったのは中村だ。二回、左中間へ2試合連続の先制17号ソロ。横浜スタジアムでは13本目の本塁打。「よく打っているイメージがある。横浜に移籍しようかな」と口も滑らか。2点リードの四回は森がバックスクリーン左に運ぶ12号ソロをたたきこむと、仕上げは浅村が八回にバックスクリーンへ7号ソロをぶち込んだ。
中村は「頼もしい後輩です」と目を細め、浅村は「当然、自分も(本塁打を)意識した」と強調。森も「うれしかった」と笑顔をみせた。
2年連続負け越しと苦戦が続く交流戦で、11試合を終えて貯金1。その原動力が大阪桐蔭トリオ。田辺監督も「それぞれタイプは違うが、高校時代からレベルの高いところでもまれている」と能力の高さを認める。3人の描くアーチが栄光への懸け橋となる。





