立命大2季ぶりV 古川3冠王&MVP

 「関西学生野球、立命大15-1同大」(25日、わかさ)

 立命大が同大に15-1で大勝し、勝ち点5で2季ぶり35度目(旧リーグを含む)の優勝を果たした。立命大は6月の全日本大学選手権に出場する。全日程を終了し、立命大・古川昂樹外野手(4年・立命館宇治)が新リーグ発足後のシーズン最多となる25安打をマーク。打率・446で首位打者を獲得し、最優秀選手にも輝いた。最優秀投手は西川大(立命大)が受賞した。

 前日のサヨナラ負けを引きずることなく先制し、終盤に突き放して立命大が優勝をつかんだ。約20年間、チームの指揮を執った松岡監督の後任として今春就任した後藤監督は選手たちに胴上げされ、「必ず優勝できると思っていた。選手がプレッシャーをはねのけて結果を出してくれた」と笑顔を浮かべた。

 立役者は4番で主将の古川だ。この試合でも3安打2打点を記録し、打率・446、3本塁打、10打点で三冠王に輝いた。今季計25安打で、04年春に近大・藤田(現楽天)がマークしたシーズン最多安打のリーグ記録を更新。「優勝という結果に結びついて良かった」と声を弾ませた。

 全日本大学選手権で初戦を勝てば2回戦で東京六大学代表とぶつかる。エース桜井は「きょうは日本一への通過点。もっと調子を上げていきたい」と話し、後藤監督は「どこまで通用するか、やりがいがある」と意気込んだ。

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