石山6回0封!ツバメ連敗9でストップ

 「巨人0-2ヤクルト」(17日、東京ド)

 長いトンネルからようやく抜け出した。ヤクルト投手陣は先発・石山から5人で無失点リレー、打線は過去2戦2敗だった巨人・高木勇から2点を奪い、連敗を9で止めた。真中監督は「1つ勝つ大変さをあらためて感じた。石山や野手もしっかり粘れた」と選手をねぎらった。

 石山は7日に出場選手登録を抹消され、中10日での先発。高津投手コーチは「初めて開幕からローテを守ってきて疲れがたまる。リフレッシュ休暇」と説明したが、石山自身は「自分はまだ、一度離れたら戻る席があるかわからない立場」と発奮し6回無失点の快投だ。

 里帰り出産していた絵里夫人(26)がゴールデンウイーク明けに、3月28日に生まれた長男・陽大(ひなた)くんとともに帰宅。「今は子どもと遊ぶのが一番のリフレッシュ」。それでも商売道具の右腕では抱かず、登板3日前からは寝室を別にして睡眠時間を確保するなど、この巨人戦に照準を合わせてきた。

 秋田出身で子どものころは巨人ファン。プロ3年目、対戦17試合目(うち先発4試合)での初白星に「特別なものがある」と感慨に浸った。「次は長いイニング投げられるようにしたい」。連敗ストップの立役者は、さらなる飛躍を誓った。

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