ロッテ田中、最終テストは真っ向勝負

 ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が16日、開幕1軍への“最終テスト”となる18日のソフトバンク戦(ヤフオク)で、本塁打覚悟で真っ向勝負を挑む姿勢を示した。福岡へ空路移動後に練習に参加し、ブルペンで77球を投げて調整。同球場には外野フェンス手前に「ホームランテラス」が新設されたが、被弾を恐れず、自らの力をぶつける。

 「打たれたらしゃあない。そのくらいの気持ちで行く」。田中は言葉に力を込めた。同球場はアマ時代も含め初めて。だからこそ、先入観なくマウンドに立つ。「低めにという意識はしますけど、その結果、打たれるのは仕方ない。しっかり自分のボールを投げるだけ」。逆転ローテ入りをかける秀才右腕は、力の限りを1球に込める。

 前回11日の中日戦では、押し出しもあり2回2失点。「普通ならもうダメだと思うけど、せっかくチャンスをいただいた。1回死んだと思って投げたい」と田中。打たれてもいい。開き直りの精神を持って、立ち向かう。

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