「オープン戦、日本ハム２－５ロッテ」（１２日、鎌ケ谷）

　日本ハムがまたもや勝利を逃し、栗山監督のイライラも頂点に達した。オープン戦は２月２２日のヤクルト戦から引き分けを挟んで６連敗。１２球団唯一の未勝利で最下位。迷走するチームに「すいません。監督が悪いですね。全ては僕の責任です」と平身低頭に謝罪した。

　前日のＤｅＮＡ戦は主力組が豪雪により札幌からの移動が遅れて敗戦。この日は西川、田中、陽岱鋼らレギュラークラスを並べたが拙攻の連続。１０安打を放ちながらの１１残塁で２得点に終わった。

　監督就任１年目の１２年オープン戦は１０勝４敗２分けの２位で開幕を迎え優勝。「必死にやってるけど勝てないのは力がない」と栗山監督。自信と優勝への手応えを取り戻すためにも、残り試合は全力で勝ちにいかねばならない。