De三浦生き残った!24年目番長健在
「オープン戦、日本ハム1-3DeNA」(7日、札幌ド)
卓越した投球術で、開幕ローテ入りに大きく前進した。DeNA・三浦が最速137キロの直球から、95キロのカーブまで42キロの緩急差を駆使。5回を5安打1失点。中田、大谷を無安打に封じてアピールした。
「しっかり打者と対戦できた。追い込んでからの勝負球が、力を出してコントロールが狂ったところがある。(打者と)対戦していけば改善できる」
注目の大谷とは2度対戦。1打席目は95キロのカーブから入り、132キロの外角直球で三邪飛に仕留めた。課題としたのは2打席目。カーブを2球続けて追い込むと、136キロの外角直球で3球勝負。これを、泳がせながらも右手1本で中堅フェンス手前まで運ばれた。
「色気が出たかな。イメージした球で、イメージと違うところにいけば、ああいうところに打たれる。シーズンに入ったら、もっと慎重にいかないと」。結果が出た中で出た課題を前向きに捉えた。
中畑監督は「内容的に評価していいんじゃない。次のチャンス?そういう結果を出したと思います」と先発枠生き残りを示唆した。
「ローテ?キャンプからそのつもりで調整してますから。順を追って上げていくだけです」。24年目。ハマの番長は健在だ。