ハム有原まるで「マー君」指揮官が絶賛

 「日本ハム2軍春季キャンプ」(18日、国頭村)

 ドラフト1位・有原航平投手(22)=早大=が、初めて捕手を座らせて投球練習を行った。視察した栗山英樹監督(53)も、その潜在能力をヤンキース・田中クラスと評価した。

 右肘痛の影響で、本格的な投球は昨年11月の早慶戦以来となった有原。「ずっと投げていなかったので、純粋に楽しかったです」。新人右腕に笑みが浮かぶ。

 立ち投げで20球を投じた後、捕手を座らせて20球。特に最後の5球は「腕の振りを速くした。いいコースにいきました」と力感のある投球を披露した。

 指揮官は「あらためていい投手と確認できて、思わず笑顔になった」と投球後の有原と会話を交わした。そして、「(球質が)マー君みたいじゃない?本当に球に力がある」とメジャー右腕を例に挙げて絶賛。19日以降の状態次第では「(調整が)スピードアップする可能性もある」とドラ1右腕に大きな期待を寄せた。

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