M京大田中“プチ修正”167球投げた

 「ロッテ春季キャンプ」(14日、石垣島)

 ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が14日、ブルペンで今キャンプ最多の167球を投げた。左肩の開きが早いことや体のブレの改善を思い立った右腕は、投球フォームを“プチ修正”。投げ込むことで、新しい感覚を体に染み込ませた。

 大学時代でも160球超えは「2回くらいしかなかった」という右腕。新たなフォームに手応えを感じるからこそ、おのずと球数が増えた。左肩の開きを意識したうえで、左足を伸ばしたまま少し上げ、それから膝を曲げるようにした。

 その結果、これまではフィニッシュで帽子が脱げるほど動いていた頭が、ぶれなくなった。「フィニッシュが安定した。最後まで捕手の方を見られるようになっていた。このキャンプで一番というくらい、手応えがあります」と笑顔を見せた。

 この日は紅白戦が行われたが、登板しなかった田中はブルペンでただ1人、自らと向き合った。18日に登板予定のシート打撃で、まずは初めて対峙(たいじ)する打者に、今の力を試す。

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