西武ドラ2佐野「工藤カーブ」で勝負
西武のドラフト2位、佐野泰雄投手(22)=平成国際大=が18日、得意の「工藤カーブ」での先発ローテ殴り込みを誓った。新人合同自主トレ休日のこの日は、22回目の誕生日。西武第二球場で休日返上の汗を流した左腕は、ソフトバンク・工藤監督の現役時代の動画で落差の大きなカーブを研究していたと明かした。
「ユーチューブで工藤さんがカーブを投げている映像を見て、勉強しました。自分も緩くドロンと落ちるボールが武器なので」。最速148キロの真っすぐと組み合わせ、打者を手玉に取るのがスタイルだ。
西武はソフトバンクに対し4年連続で負け越し中。「自分が抑えることでチームに貢献できれば」。先発、中継ぎの両面で期待される即戦力は、19日に初めてブルペン入りする。