【21U】チェコに快勝!中村4回完璧

 「21Uワールドカップ・2次ラウンド、日本15-0チェコ」(13日、台中)

 日本代表が五回コールドで2次ラウンド初戦を快勝した。先発の中村勝投手(22)が4回完全投球を見せれば、4番・近藤健介捕手(21)は今大会1号3ランを放ち、開幕5連勝を飾った。14日は強敵の韓国と激突する。

 今大会一番の快勝だった。打線が12安打で15点を奪えば、投手陣は1安打完封。平田監督は投打でチェコを圧倒した試合の中でも、大会の開幕投手を任せた中村と、全試合で4番に起用している近藤の奮起を喜んだ。

 「(中村)勝は前回と組み立てを変えて、直球主体でいってよかった。近藤の本塁打はチームにとっても、本人にとっても、ようやくの一発だったね」

 中村は初回に2三振を奪って勢いに乗り、4回まで一人の走者も出さない完全投球。「まだまだだけど、いい投球ができた」。46球しか投げておらず、17日の優勝決定戦に進出すれば、中継ぎ待機する可能性も出てきた。

 エースの姿に、近藤も刺激を受けた。三回無死一、二塁で右中間へ3ラン。「今までは差し込まれていたけどしっかり引っ張れた」と納得の表情だった。

 14日は韓国、15日は台湾と戦う。これまでとは違った厳しい戦いが予想されるが、指揮官は「選手は気持ちが入っている」。世界一まであと3試合。勢いのまま突っ走る。

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