「社会人野球日本選手権・２回戦、ＪＲ東日本７－６ＪＲ九州」（２日、京セラ）

　オリックスの森脇浩司監督（５４）が、社会人日本選手権が行われている京セラドームを訪問。ドラフト７位の西野真弘内野手（２４）＝ＪＲ東日本＝を見守った。

　「２番・二塁」で先発した西野は、初回に中前打で出塁し、先制のホームを踏んだ。二回の第２打席は凡退したものの、２ストライクから３球ファウルにする粘りを発揮。指揮官は「いろんな投手に対応できる。スピードを持った選手で、競争に入ってもらいたい」と頼もしそうにした。

　西野自身は４打数１安打に終わったことについて「個人としては全然納得していない」と首をひねった。国際武道大時代から、小柄で右投げ左打ちと共通点の多い平野恵を参考にしている。「一緒のチームでプレーできるのは光栄。でも、ライバルになった以上、参考にしながら勝負したい」と力強く話した。