大分・佐野初2被弾…145キロ止まり

 「全国高校野球・1回戦、日本文理5-2大分」(12日、甲子園)

 1回戦が行われ、145キロ右腕・飯塚悟史投手(3年)を擁する日本文理(新潟)と150キロ右腕・佐野皓大投手(3年)を擁する大分(大分)との対決は、日本文理に軍配が上がった。

 春夏通じて初出場の大分は、プロ注目の150キロ右腕佐野が8回13安打5失点を喫して初戦敗退。佐野は「ブルペンは良かったんですけど、マウンドに上がると力んでしまった」と本領を発揮できず、公式戦初の2被弾で好投手対決に敗れた。

 6日の抽選会では、甲子園記録の155キロ到達を宣言したが「フォームが崩れて、思うように腕が振れなかった」とこの日は145キロ止まり。「逃げている自分がいた。後悔しています」と率直に語った。

 「一人で野球をしてしまった。自分がしっかりしないといけなかった」。四回2死二塁からは新井に2ラン、七回は星にも2ランを浴び、打者飯塚にも2安打と打ち込まれた。

 納得のいく投球はできなかった。だが、今後のことは「プロしか目指してないです」とキッパリ。直球も「プロではそれ(155キロ)以上目指したいです」と力強く語った。目標の頂へこの経験を糧にして突き進む。

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