PL“指揮官”宇佐美が意地の1打点

 「高校野球・大阪大会決勝、大阪桐蔭9‐1PL学園」(30日、舞洲)

 PL学園ナイン全員の思いを主将・中川圭太内野手(3年)が代弁した。0‐9の九回1死満塁、「宇佐美、行こうか!」と代打指名を告げた。

 昨夏の不祥事を受けて昨秋から暫定的に監督を務める正井一真校長(66)に代わり、采配面を引き受け、決勝まで導いたのが宇佐美。頼れる“指揮官”は「よっしゃ!」と大声援の中、打席へ向かった。

 「ありがたい。絶対打ってやる」と今大会初出場にも緊張はなかった。6球目、直球を振り抜くと打球は二ゴロ。三塁走者が生還し、スコアボードに待望の「1」が刻まれた。

 09年以来の優勝は逃した。それでも、野球経験ゼロの校長と過ごした夏にナインは充実感いっぱいだ。

 中川主将は「この経験を野球人生に生かしたい」と感謝し、宇佐美は「将来は野球の指導者に」と話した。校長は試合後、号泣する宇佐美に真っ先に歩み寄り「ありがとう」と両手で握手した。

 9月から新チームを託す新監督の選任はまだ難航中。校長は「次の方が決まるまでは私がやるしかない」と続投も視野に入れる。

 「チームと一緒に戦って生徒とは戦友という感じがする。学校の先生として声かけなどできることはある。(続投が)決まれば毎日練習にも行く」。名門復活へ、力を尽くす覚悟はできている。

  ◇  ◇

 PL学園は昨年、下級生への暴力事件により河野有道前監督が辞任。学校側は部の体質改善を最優先に望み、上級生の世話をする「付き人」制度を廃止し、野球特待生も現2年生までで1年生は一般入学のみとなった。今後、他校との戦力差が開くのは必至の状況で、名門再建を託す新監督の人選は難航している。

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