オリ陥落 球団記録目前!大観衆の前で

 「オリックス1-8西武」(6日、京セラ)

 球団記録にあと約200人に迫る3万5789人の大観衆が目にしたのは、最も望んでいなかった結果だった。オリックスは前日に続く完敗で、5月17日から守ってきた首位の座をソフトバンクに明け渡した。森脇監督は「どの角度から見ても、この2試合は良くない」と力なく話した。

 先発・ディクソンの乱調が全てだった。6四球と制球が定まらず、七回途中7失点で降板し「終始コントロールに苦しんでしまった。チームに申し訳ない」と猛省。開幕から金子、西との3本柱で快進撃を支えてきたが、これで自身3連敗だ。

 ベンチも代え時を誤った。六回まで120球を投じていた中で、七回も続投を選択。しかし、栗山、中村の連打で一、三塁とされ、メヒアに痛恨の右越え3ランを浴びた。

 打線に元気がないのも気がかりだ。前日は4安打に抑えられ、この日もわずか5安打。四回無死一塁からT‐岡田の右中間への二塁打で1点を返すのが精いっぱいだった。

 8日からは、球宴前最大のヤマ場となる首位・ソフトバンクとの3連戦を迎える。指揮官は「目の前の相手と戦うだけ。敵はホークスだけとか、そんなうぬぼれはないですよ」と原点に立ち返った。シーズンは折り返しを過ぎたばかり。ここで立ち止まっている訳にはいかない。

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