オリックス“足攻め”でG菅野攻略だ

 オリックス・森脇浩司監督(53)が30日、31日・巨人戦(京セラ)で対戦する菅野智之投手(24)について「隙のない投手。できる限りのことで圧力をかけたい。打者対菅野ではなく、出塁して、走者と打者対菅野という形をつくる」と足で揺さぶる考えを示した。

 現在、菅野は防御率1・71でセ・リーグトップ。昨季は一度対戦し、8回2得点に終わった。難攻不落の相手だが、盗塁数パ・リーグ2位の糸井、同3位タイのヘルマンを中心にかき回し、打者に集中させない状況をつくれば糸口も見いだせる。「いろいろ考えて攻略する。菅野に限らず、うちの野球を精いっぱいやるだけ」と盗塁やバント、バスターを多用する森脇スタイルを貫く構えだ。

 チャンスメーカーの安達も、菅野に対して「間をいろいろ変えて投げてくる。走りにくい投手だが、何とか崩せるようにしたい」と攻略に闘志を燃やす。。巨人戦は2012年6月3日以来、引き分けを挟み4連敗中。だが、森脇監督は「気持ちは高ぶっている」とリーグ首位の余裕で巨人を迎え撃つ。

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