M涌井交流戦歴代2位22勝へスライド

 ロッテ・涌井秀章投手(27)が、27日の阪神戦(甲子園)にスライド先発する。涌井は現在交流戦通算21勝で、勝てばソフトバンク・和田(現大リーグ・カブス傘下3A)に並び、歴代2位となる。仕切り直しの虎狩りで、節目の白星を狙う。

 西武時代の阪神戦は、7試合に登板し5勝1敗。うち甲子園は2戦2勝と大好きな舞台だ。26日の試合が中止となり室内練習場で調整した右腕は、水入りにも「関係ないですね」とクールに対応し、「甲子園のアウェー感?西武のときのロッテの応援の方がイヤでしたよ」と一笑に付した。

 川越投手コーチも「涌井にとって、甲子園は高校生のときからいいイメージがあるだろうし」と期待。“聖地の似合う男”に、全幅の信頼を寄せた。

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