オリ金子2失点も2年連続開幕へ手応え

 「オープン戦、オリックス2-4阪神」(21日、京セラ)

 一発は食らったが、2年連続となる開幕投手への手応えは十分だ。オリックス・金子が5回を3安打2失点。四回、マートンに中越え2ランを浴びたものの、直球は最速148キロをマーク。変化球もすべて試し、6三振を奪った。「結果だけ見れば、失点したのでよくなかった」と話したが「空振りを取れた球はコース、高さもいいところに投げられた」と収穫も大きい。

 降板後に佐藤球審から、アンダーシャツの袖が左手のひらを覆うほど長いことを指摘され「ボールをこねる際、袖でこすると不正投球を疑われる可能性がある」と注意される一幕も。しかし大きな問題には至らなかった。

 森脇監督は開幕投手を明言こそしなかったが、「登板する日から逆算して準備できている」と信頼を口にした。

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