D浅尾、自主トレ効果で「例年以上」

 ワールドウィング効果で年末年始も自主トレだ。中日・浅尾拓也投手(29)が29日、ナゴヤ球場で自主トレ。中日屋内練習場でのキャッチボールでは約50メートルの距離をシーズンさながらのボールで投げ込むと、徐々にペースアップしていくことを明かした。

 「せっかく肩がまわるようになっているんで、きょうも動かそうと思ったんです。状態は例年以上にいいですよ。2日に1回くらい肩を動かして、ゆっくり作っていこうと思っています」

 充実感があるのは26日まで訪れていた鳥取での自主トレにある。今月中旬にあった山本昌のハワイでの挙式に列席した後は鳥取市内のトレーニング研究施設「ワールドウィング」に直行。11月に続いてトレーニングを積んだ。現地では初動負荷理論のウエート機器で汗を流すと、キャッチボールを敢行。予想以上の成果があったそうだ。

 「何かを変えないといけないし、試すなら今しかないと思って行きましたが、本当によかった。いい勉強になりました」

 年末年始もキャッチボールを続けて年明けの鹿児島、グアム自主トレでペースアップするという浅尾。ことしは2月のWBC日本代表合宿でつまづいたが、来年に向けての視界は良好だ。

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