オリドラ1吉田一は痛みに強い鉄人や
鉄人ルーキーだ。オリックスのドラフト1位・吉田一将投手(24)=JR東日本=が12日、親知らずの抜歯手術を7日に千葉県内で行っていたことを明かした。この日の神戸サブでの新人合同自主トレも、痛み止めを飲んでの参加となった。
「(抜歯は)左の下です。歯茎を縫ってます。痛み止めが切れたら痛いです」
もともと生えていた親知らずが、昨年末に腫れたために手術を決断。メスを入れたのは人生初で前夜も「1時間(痛みで)うなされて寝られなかった」という。
トレーナーからは「本当に無理なら言ってこい」と指示されており、休んでもおかしくない状態だが、もともと痛みには強い。小学生時代には練習中に打球が鼻に当たり、約10分の治療後にプレーを再開練習したが、実は骨折していたという過去もある「鉄人」だ。
「痛みに耐えてできるぐらいなら休まないように」と吉田一。辛い状況は、ハートの強さをアピールする日々にもなっている。