燕が中田賢獲りへ“タケホープ戦法”
ヤクルトは、中田賢一投手とのFA交渉で“タケホープ戦法”を取る。15日、ヤクルト・新(あたらし)純生球団専務は「しんがりから大外一気。タケホープのようにね」と決意を明かした。
73年の日本ダービーで名馬ハイセイコーを差し切り勝利した、タケホープになぞらえた。“本命”とされるソフトバンクに続き、17日に交渉予定の阪神も破格条件を提示予定と、ライバルは強力。形勢は有利とは言えないが、伝説のレース同様の劇的逆転を狙う。
解禁交渉となったこの日、中田サイドと連絡を取ったものとみられるが、同専務は「来週後半になると思う。皆さんに(交渉日時を)お知らせすることはない」と“極秘交渉”をにおわせた。