阪神・才木 まさかマツダ不敗神話止まった 2被弾4回3失点KO 4戦連続勝ち星なし G3連倒疲れ?虎連勝4でストップ
「広島6-1阪神」(14日、マツダスタジアム)
阪神は広島に敗れ、連勝が4でストップした。先発の才木浩人投手(27)は二回に相手先発の森下に先制打を浴びるなど、4回6安打3失点で5敗目。マツダではプロ通算4勝0敗だったが、7戦目で不敗神話は止まった。2位・巨人とのゲーム差は「2」に縮まったが、切り替えて15日の試合に挑むだけだ。
打球の行方を見つめる背中が寂しかった。才木は序盤からリズム乗ることができず。終始厳しい表情のまま、マウンドを降りた。
自慢の真っすぐで押せなかった。二回、2死一、二塁のピンチで相手先発の森下に、高めの直球を捉えられた。これが左前への先制の適時打。立ち上がりから「球速も出てなかったし、相手の反応もよくなかった」と、いつもの力強さがなく。ボールゾーンの直球をいとも簡単にはじき返されてしまった。
悪い流れは止まらない。三回は先頭の菊池に変化球を捉えられ、左翼席にソロを被弾。7月17日の前回対戦でも、一発を浴びた相手に、またしても打たれた。四回は佐々木に、同じく変化球を痛打され、左翼席へのソロを被弾。右腕は帽子をとって悔しそうに天を仰いだ。1試合複数被弾は、6月9日のソフトバンク戦(ペイペイ)以来だった。
「今日の真っすぐ的にいつものピッチングスタイルじゃ無理だと思った。そのへん(変化球)でカウントを稼げたらよかったかなと思いますけど、そこも甘く入った」
マウンド上で状態を把握し、なんとか立て直そうと配球にも気を配ったが、かえって悪循環に陥った。変化球主体に切り替えたもののコントロールできず、失点を重ねた。「技術的なところは上げていかないといけない」と自らに言い聞かせるように言った。
五回の攻撃、2死一、二塁のチャンスで打席が回ると、代打が送られた。4回6安打3失点で無念のKO。5回を持たなかったのも、6月のソフトバンク戦以来。安定して試合を作ってきた右腕が、早々にマウンドを降りた。
これでプロ通算4勝0敗だったマツダスタジアムで、7戦目にして初黒星を喫した。ここ4試合は好投もある中で、なかなか勝ち星をつかめない、もどかしい時期になっている。「コンディションの維持の仕方も、しっかり詰めてやっていけたらって感じです」。まだ続く、暑さも頭に入れながらの調整が必要になってくる。
次回登板に向けての課題は明確。生命線である直球を見直すことだ。「原因は自分の中では分かっているので、その対処をしっかりできたら」。才木は悔しい結果を受け止め、次なる戦いに備えていく。
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