阪神連敗で首位陥落 直近5試合でクリーンアップ不振 藤川監督「ジタバタせずに」前半戦ラスト1戦首位ターン決める
「阪神1-5巨人」(25日、甲子園球場)
阪神は2夜連続の逆転負けで2連敗を喫し、巨人に首位を明け渡した。連続カード勝ち越しは5でストップ。直近5試合でクリーンアップは計4打点。頼みの森下翔太外野手(25)と佐藤輝明内野手(27)は低空飛行が続く。前半戦首位ターンへ、球宴前最後の26日こそは白星で締めてくれ!
リーグ連覇に向けた試練の時を、藤川監督は「我慢」と表現した。本拠地で迎えた前半戦ラストカード、宿敵と相対する首位攻防戦で連敗。試合後は一塁線上に整列し、超満員のスタンドに頭を下げた。18日ぶりの首位陥落。胸を占める悔しさを押し殺しながら、言い聞かせるように語った。
「とにかくジタバタせずにやっていく」。試合を振り返れば紙一重の展開が続く。二回、立ち上がりで制球が不安定だった巨人の先発・竹丸から、四球と立石、伏見の連打で1死満塁を作った。だが、続く投手・伊原が見逃し三振に倒れると、近本も中飛で無得点。好機であと一本が出ない。
続く三回には、1死から森下の安打後、佐藤輝が左手首付近に死球を受けた。実に24年9月6日・ヤクルト戦以来。4番は試合後、「ケガをしなくてよかった」と軽症を強調した。さらに大山の四球で1死満塁とし、元山の左犠飛で1点を先制したが、続く立石は右飛で終了。追加点が遠い。
「ここのところ立ち上がりからベースを埋めていくまではいけてるんですが、打線の流れとかつながりですね。これは我慢が必要だと思います」
各選手、疲労はピーク。好不調の波もある。ただ、開幕前から指揮官がキーマンに指名した3、4、5番の主軸の打席結果は、そのままチームの成績に直結する。直近5試合、森下が19打数2安打、2打点で打率・105。佐藤輝も19打数1安打、0打点で同・053と快音が止まっている。
リーグトップ12死球の森下を含め、他球団からすれば最重要警戒の2人。藤川監督も「セ・リーグで一番与死球が多いのは巨人」と話すように、今季43死球と厳しく内を突いてくる。強打者の宿命か。森下が「明日、取らないといけないと思うので、全力を尽くします」と話せば、佐藤輝も「序盤というか、点を取らないといけないので頑張ります」と前を向く。
一方、投手陣は今季ワーストの8試合連続、計12被弾。天敵のダルベックには7本塁打と対策が急務だ。「課題として取り組むしかない。もちろん、そのままにはなってはいけない」とした上で、とにかく明日1試合、いい状態にしてチームとして臨む。いい勝負をしましょう」と前を向いた。勝てば3年連続の首位ターンが決まる一戦。甲子園で3連敗は避けたい。
◆100三振 佐藤輝が八回の空振り三振で6年連続。ヤクルト・広沢克実(1985年から92年)の8年に次ぐ。
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