阪神・及川 今年は投げて日本一になる 23年は登板なし「悔しさは、ずっと感じながらやっていた」
阪神の及川雅貴投手(24)が20日、日本シリーズでの自身初登板へ燃える思いを口にした。「一昨年のポストシーズンで投げられなかった悔しさは、ずっと感じながらやっていた」。23年はCSファイナルS、日本シリーズでベンチ入りしながらも登板なし。あれから大きく成長し、今年は立場がガラッと変わった。
CSファイナルSは1、2戦目に登板し、流れを呼び込んで2勝。日本シリーズでも石井と岩崎へつなぐ、重要な役割が期待される。「どんな場面、どんな試合であろうとゼロで帰ってくるのが仕事」。リーグトップの66試合に登板して、防御率0.87を記録したレギュラーシーズンと意識することは同じ。どれだけ平常心でマウンドに立てるかがポイントになってくる。
短期決戦ならではの独特の緊張感は経験することができた。あとは、最大でも7試合。4勝することができれば、頂点に立てる。「もう本当に負けられない戦いだと思うので」。両リーグ最多登板の左腕が、残りの試合でもフル回転する。
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