藤川阪神“球児流マネジメント” 日本S遠征先で外食のススメ 短期決戦のリラックスタイム「非常に重要」

 阪神は25日から始まる日本シリーズでソフトバンクと対戦することが20日、決まった。藤川球児監督(45)は日本シリーズへ向けた“球児流マネジメント”を発動。敵地で迎える初戦から緊張感に包まれて戦うことになるが、試合後の外食などリラックスタイムの必要性を強調。「気持ちを落ち着ける時間というのは非常に重要になりますから」と持論を展開し、遠征先でのチームのタイムスケジュールを調整する意向を示した。

 頂上決戦に備えて、甲子園で行われた約2時間の全体練習。日本シリーズの対戦相手が決定前の時間帯に、選手は投内連係やシートノックなどを精力的にこなし、藤川監督と中野が話し込む場面もあった。練習後に取材に応じた指揮官は、選手会長と交わした会話の内容が、ビジター滞在中のタイムスケジュールについてだったことを明かした。

 激突するのがソフトバンクに決まり、25日の初戦は福岡で迎えることになった。シーズン中は訪れる機会が少ない場所ながら、日本有数の歓楽街が存在する地域。選手によっては試合後に外食するケースも考えられる。

 「ビジターゲームになりますから、終わった後の食事の時間をどうしようか、みたいなそんな話です。外に軽くリラックスしに食べに行く選手、スタッフもいますから。北海道なら(宿舎への)距離が遠いし、球場から。福岡なら距離が近いし。その時間の設定をこちらで考えておくね、という話をしたんです」

 グラウンド外でも心身のコンディションをキープするために配慮するのが、今季の猛虎の強みでもある球児流マネジメントだ。「短期決戦ですから、非常に気持ちがたかぶったり、高揚したりするので。それを落ち着ける時間というのが案外必要なので」。リラックスタイムの象徴となるのが食事だけに、「外食で、外に行くのがダメなんじゃなくて、すごく重要な時間になりますから」とおいしい食材がそろう博多での“外食効果”に期待を寄せた。

 日本一をかけた戦いに身を置くとあって、極度のプレッシャーや緊張に直面することも十分にありえる。パフォーマンス向上にはメンタルケアも欠かすことはできないが、当然織り込み済みだ。

 「過度なストレスがかかってくる可能性があると考えて、こちらが管理、準備してるだけですから。中野は選手会長ですからね、それを唯一共有しなければいけない役割ですから」。頂点まであと4勝。打倒ソフトバンクのために、ベンチでただ采配を振るだけではない。虎将としてあらゆる角度から最善手を選んで、白星につなげる。

 ☆球児流マネジメントメモ☆

 ◆禁煙 24年秋に健康増進&パフォーマンス向上を目的にチーム活動時に“全面禁煙”を導入。同年秋季キャンプから実施した。

 ◆食育 寮生と満24歳以下の選手を対象に、春季キャンプ中に宿舎での食事を推奨。外食する場合は届け出制にした。食育環境を改善・強化することで若手の食事への意識を高める狙い。

 ◆クールビズ 練習でのハーフパンツ着用を導入し、7月1日から開始。ビジター試合後の移動はチームウエアをTシャツ&ハーフパンツ、夏場の移動時はポロシャツに。

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