阪神・中川 CS初出場で初安打 左腕キラーぶり発揮 DeNA・東撃ち「なんとか塁に出ることだけを意識」

 5回無死、右前打を放つ中川(撮影・西田忠信)
 5回、右前打を放つ中川(撮影・立川洋一郎)
 5回、右前打を放つ中川
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 「JERA CSセ・ファイナルS・第1戦、阪神2-0DeNA」(15日、甲子園球場)

 大舞台でも強心臓が光る。試合後の阪神・中川はまだ少し興奮していた。超満員となった甲子園にともしたHランプ。CS初出場で初安打を記録した。プロ4年目の21歳。初出場、初安打、初本塁打と、シーズン中から続くサクセスストーリー。10月の短期決戦でも輝いた。

 「自分の結果というよりは、出塁とかつなぐこと。勝ちに徹することを意識した」。「6番・左翼」で出場すると先頭で打席に立った五回だ。DeNAのエース・東に対して1-1から3球目。宝刀チェンジアップに食らい付き、崩されながらもしぶとく右前に落とした。

 今季、対左投手には打率・310。東とは初対戦だったが左腕キラーの技が光った。「本当にいい投手だったので、なんとか塁に出ることだけを意識した。うれしいですけど…うれしかったですね」。興奮はまだ冷めない。勝利の余韻と手に残る感触が成長の糧になる。

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