阪神・藤川監督 伊原「シーズンを走りきったということはすごく価値のある」「ここからは普通のシーズンではない」【一問一答】
「阪神2-4中日」(28日、甲子園球場)
阪神が中日に逆転負けし、今季の負け越しが決定。12勝13敗でセ・リーグ全5球団に勝ち越す「完全優勝」とはならなかった。先発・伊原は初6回4安打1失点。2番手の及川が七回を3者連続三振に抑え18試合連続ホールド。藤川球児監督を抜いて、NPB新記録となった。3番手の石井は50試合連続無失点となった。だが、九回に岩崎がボスラーの適時三塁打で同点とあれると福永にも適時打を浴び逆転を許した。岩崎は打者4人に3安打3失点で3敗目となった。藤川監督の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-伊原は二回以降、立ち直った。
「初回もいい当たりというか、前に落ちるようなヒットだったので。すごくいい最後の登板かなと思います。良かったと思いますよ、はい」
-濃い1年だった。
「それは新人の全選手の中で一番。(チームが)1位でいながらシーズン最後まで(走りきった)。ペナント以外のところは別のゲーム。伊原は今日でシーズンを走りきったということはすごく価値のあることだし、最後のピッチングは見てもらったら分かる通り、来年さらに期待できるようなフィニッシュストロングになって、すごく良かったと思いますね」
-伊原は先発、中継ぎの両方をこなした。今後のポストシーズンの起用は可能性が広がったか。
「来年ね。シーズンは終わりましたから。ここからは普通のシーズンではないので。来年はまた来年でコンディション良く立ち上がってもらわなければいけないのでね。これから、秋から次の春にかけての取り組み方になりますから。シーズンは終わりです」
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