阪神 タテジマユニを身にまとった守備の名手 8年ぶりの姿にわき起こった大歓声「甲子園やな~という感じ」帰還に「うれしかった」
かつて阪神で守備の名手として活躍し、昨年10月にDeNAから戦力外通告を受けた大和(前田大和)氏が、29日に甲子園球場で行われた巨人戦でファーストピッチセレモニーに登場。ファンから歓声がわき起こった。
球団創設90周年の特別イベントとして行われた「タイガースOBによるファーストピッチセレモニー」。佐野仙好氏、久慈照嘉氏、浜中治氏、関本賢太郎氏が参加する中、懐かしの阪神ユニ姿でボールを投じた。
2005年度高卒ドラフト4位で樟南から阪神に入団した大和氏。3年夏の甲子園出場時に当時の岡田彰布監督が目をつけ、指名に至ったというエピソードも残る。類いまれな守備力で徐々に出場機会を増やし、外野でも驚異的な守備範囲を披露。2014年にはゴールデングラブ賞を獲得した。
またスイッチヒッターとして高い適応能力を見せた大和氏。DeNAへFA移籍した際にはファンから惜しむ声がわき起こった。それだけに8年の時を経て再びタテジマユニに袖を通した姿はファンの歓声を呼んだ。
本人もセレモニー後、報道陣の取材に応じた大和氏は「懐かしいですね」と語り「8年とか…それくらいかな。ユニホームを着ては」と明かした。90周年企画で甲子園に戻って来れたことに「うれしかったです。甲子園やな~という感じ。めちゃくちゃ懐かしい」と笑顔で語っていた。
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