佐藤輝の復調に阪神OBが太鼓判「らしさが戻ってきた」
「ヤクルト1-8阪神」(24日、神宮球場)
阪神が引き分けを挟んだ連勝で、優勝マジックを「16」とした。17打席無安打だった佐藤輝が四回に32号ソロを放つなど2安打2打点。デイリースポーツ評論家・中田良弘氏は佐藤輝の“復調”に太鼓判を押した。
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打撃の調子が気がかりだった佐藤輝が9試合ぶりの一発。前日23日のヤクルト戦では4三振と、心配されていた中での快音だった。
「佐藤輝は復調と言えるのではないか。ヒットが出ていない時期が続いていた中で本塁打を含めて2安打。四回にソロ本塁打が出ただけでなく八回にタイムリーも出た。佐藤輝らしさが戻ってきた」
佐藤輝は13日・広島戦から23日・ヤクルト戦まで、出場8試合で32打数2安打、打率・063だった。
「気になっていたことは12日の広島戦で欠場したこと。前々日の10日・ヤクルト戦で4安打するまで6試合連続安打だった。ところが、翌11日の広島戦が雨天中止、12日の広島戦で欠場したことで佐藤輝は2日間試合から離れたことになる。ゲームから離れたことが、調子の波に多少の影響を生じさせたのかもしれない。改めて、状態を維持する難しさを感じた」
八回には森下と佐藤輝の連続タイムリーなどで5得点。終わってみれば13安打8得点の快勝だ。
「しかしながら、1番・近本と2番・中野の働きが大きい。この日でも近本は3四球で中野は4安打。上位の2人が出塁できているからこそ、3番・森下、4番・佐藤輝、5番・大山のクリーンアップが光っている部分が大きい」
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