阪神 平田2軍監督 五回途中までノーノー投球のマルティネスを称賛「コントロールもチェンジアップもキレキレや」危険球退場は「残念。井上くんに申し訳ない」【一問一答】

 「ウエスタン、ソフトバンク2-1阪神」(タマホームスタジアム筑後)

 阪神はソフトバンクに惜敗した。先発したマルティネスが4回無安打6奪三振無失点と五回途中までノーヒットノーランペースでの投球を続けていたが、ソフトバンク・井上への頭部死球で危険球退場となった。後を受けた木下、島本も無安打投球を続けたが、石黒が味方のミスも絡み、2失点で負け投手となった。打線は九回に藤田の適時打で1点を返したが、一歩及ばなかった。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -危険球退場とはなったが、マルティネスは好投していた。

 「井上くんにはね。申し訳ない。ちょっとまっすぐ抜けてしまったけど。(ここまでの投球自体は)良かった。もう、ほんとにね。今日はもう最初から飛ばせと言っていた。後ろ、リリーフ陣いるし。今日はその通りにコントロールもチェンジアップもキレキレや。もう今日は今年一番よかったのに。非常にね。六回までこれ行けるなっていう話してた矢先やったから。残念っていうかな。井上くんには申し訳ないけどね」

 -木下が緊急登板で好リリーフ。

 「負けてる時にこのぐらいのね、工藤にしても、木下にしても、まとまったピッチングしてるんでね、落ち着いてね。今後、こういうあれで投げていけば、また力ついてくると思う」

 -けが明けの石黒は連投となった。

 「石黒は昨日30球投げたからね。ただ、トップバッターのフォアボールはいろんなミスも出たけど、やっぱり先頭バッターのフォアボールが、やっぱりこういう結果になる」

 -試合を決したのは七回の守備だった。

 「これは、嶋村とかはね、まだまだ1年生で。独立リーグから来て、大した経験もしてないんでね、こういう失敗を失敗で終わらせない。次にしっかり生かしてくれれば。生かさせるよ。俺はもう嶋村を鍛えなきゃいかん。こんなんでへこたらしとったらあかん。だから、握れてないならやめる勇気っていうか、そういう今日のミスで感じ取ってというか、感じたと思うんだよね。その辺を次に生かすも殺すもしまむらだし、それをしっかり指導していくのがわれわれや」

 -打線は野口に長打が2つ。

 「野口はちょっとずつ良くなってきたかな。打線はやっぱりそうはいかんよ。この板東といい、武田といい、上茶谷といい、こういうピッチャーを打つに越したことはないけど、そういう時にミスのない緊張感のあるゲームをやっていかないといけない」

 -1軍経験豊富な栗原と対戦できたことは貴重な経験となる。

 「そりゃそうだ。いいバッターと対戦できてね。ただ、島本もかなり仕上がってきてるんでね。そういうね。富田も、良くなってきてるよ。みんな、いつ呼ばれてもいいように、やっぱりちゃんと調子上げてきてる」

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