阪神 3年目の井坪陽生がプロ初安打 懸命の全力疾走 敵失誘って2点勝ち越し
「阪神-中日」(19日、京セラドーム大阪)
プロ3年目の阪神・井坪陽生外野手が「8番・中堅」でプロ初スタメン、1軍初出場し、二回に三塁前へのうれしいプロ初安打を放った。
同点に追いついた二回1死一、二塁。プロ初打席は初球の変化球にハーフスイングとなったが、三塁前に転がり、懸命の全力疾走で内野安打とし、相手失策が重なって2点を勝ち越す幸運のプロ初安打となった。井坪は二、三塁間で挟まれて憤死となったが、一塁ベンチでナインから頭を叩かれるなどして祝福された。
井坪は春季キャンプから、ドジャース・大谷翔平投手の同僚で、ムーキー・ベッツ内野手のように構えたバットを軽く揺らしながらスイング打撃フォームに挑戦し、オープン戦まで1軍に帯同していたが、9打数2安打の打率・222で開幕1軍メンバーから外れた。2軍では73試合に出場して打率・261、2本塁打、18打点の成績を残してこの日、プロ初昇格の時を迎えていた。
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