近本光司が19日にもFA権取得 阪神全力慰留へ
阪神・近本光司外野手(30)が19日にも出場選手登録日数が7年に達して、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たす。15日・巨人戦(東京ド)では巨人・長嶋茂雄以来2人目となる、新人から7年連続130安打を達成するなど、不動のリードオフマンにして、“猛虎の顔”と呼ぶにふさわしい存在。球団は慰留に全力を尽くすことになる。
昨オフはFA権を行使した大山が熟考の末に、5年17億円プラス出来高(金額は推定)で残留。FA権取得が迫る近本に対して、球団関係者は「(大山の契約が)指標にはなるでしょう」と少なくとも5年の大型契約を示唆していたが、近本自身は「1年で勝負したい」と3億7000万円(同)の単年契約を選んだ。さらに実績を積み上げて手にするFA権。球団としては流出阻止が今オフの絶対的任務となる。
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