阪神・藤川監督 快挙達成の石井大智に言及「今の現状ではまだ満足できていないんじゃないですか」
「巨人1-3阪神」(17日、東京ドーム)
阪神・石井大智が八回に4番手で登板し、プロ野球新記録となる40試合連続無失点に到達した。
藤川監督は「まあまあ、いつも通りで彼らしいピッチングだったと思いますね」と振り返り、記録達成については「お任せします、そのあたりは。選手たちは道中ですから。シーズンが終わった時にどういった成績があるのかというところは個人の楽しみでもあるし、ゲームのある4時間はチームとして一つになって戦う。今の現状ではまだ満足できていないんじゃないですか」と、先を見据えた。
石井は八回から、クリーンアップから始まる打順を抑えた。泉口を初球147キロの直球で中飛に打ち取ると、岡本は遊撃への内野安打で出塁を許す。続くキャベッジには初球から3球続けてボール球を投じた。しかし8球目の150キロ直球で見逃し三振を奪って、2度大きくうなずいた。最後は岸田をスライダーで右飛に打ち取ると、球場内から大歓声と大きな拍手が送られた。
13日の広島戦は2-0の九回に登板し、アウト3つを全て空振り三振。藤川監督を超える39試合連続無失点のセ・リーグ記録を樹立し、西武・平良のプロ野球記録に並んだ。この日以来、3試合ぶりの登板で偉業を成し遂げた。
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