阪神 平田2軍監督が復帰の石黒を称賛「やっぱコントロールがいい」 栄枝には苦言「1つのミスもしちゃいかん」

 5回を終え、余裕の笑顔を見せるビーズリー
 6回1安打無失点だったビーズリー
2枚

 「ウエスタン、阪神2-2中日」(13日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 阪神は延長十回に、降格後初登板の木下が粘りきれず引き分けとなった。

 先発のビーズリーはわずか60球で6回1安打無失点と快投した。八回は石黒が実戦復帰を果たし、1回を三者凡退で無失点。石黒は脇腹筋損傷で戦列を離れていたが、最速148キロを計測する上々の仕上がりを見せた。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -先発のビーズリーは6回無失点と好投した。

 「いや、もうね、バランス良く。今日はコントロールも良くね、球数も少なく。いいテンポで投げてくれてたね。全くまた気持ちを立て直して。言うことないわ、何にもね。1安打でしょ、フォアボール1個か」

 -石黒は2カ月ぶり実戦復帰。

 「落ち着いてる。最初のセーフティーバントも、ちょっとサードの戸井を下げてたんでね。やられたと思ったところを、やっぱり石黒は落ち着いて。フィールディングもよくね、アウトにしてくれたよ」

 -久々の登板だったが。

 「全く違和感を抱かないな。やっぱコントロールがいいもん。なんつったってね、安心して見てられんのは、やっぱコントロール。それはストライク、ボールもだけど、やっぱり自分をちゃんとね。久しぶりでも舞い上がることなく、久しぶりのマウンドでっていうあれも全然ないやん。自分の精神力も、精神状態もコントロールできるんだろうな」

 -早川は前回先発をしていたが中継ぎで登板した。

 「これはいろんなケースを考えながら、昨日のネルソンにしても、2イニングを投げさせたり。今後、1軍がどういう形でね、お呼びがかかるか分からないんで、そういうことで早川もいろんなポジションというか。そういうところでいうと、今日はリリーフで1イニングっていうとこやな」

 -今後はまた先発の可能性も。

 「うん、これは先発したり、そういうロングリリーフしたり、いろんなことをね。彼も落ち着いてるやん。先頭にフォアボールを出してもな、ブルペンでもいいもん。そういうところをクリアっていうか、ファームの方でいろいろ準備させて、というとこです」

 -1軍では悔しいところもあった栄枝がいいリード。

 「うん、昨日打って、今日もリードじゃないよ。今日はもう栄枝も反省だ。最後のパスボールみたいなところはね。ああいうところを藤川監督はしっかりなくすようにっていうか。しっかりとビシッとしたね。あそこで木下がファームも久しぶりなのに、初球をミットに当てて後ろに捕逸するなんていう。そういうことは、あいつらは1つのミスもしちゃいかんねん。ファームでね。うん、そういうところでは、今日は2点に抑えてるったって、もういただけない」

 -最終回は昨日に続いて粘り強く。

 「いやいや、粘ってる粘ってる。非常にね。今日も最後ね、島田がチャンスで打てなかったけど、最後の勝負強さっていうところもしっかり。センター前に打ったし。佐野も今日も昨日に引き続きね、いいバッティングしてる。バントがちょっと今、みんな失敗が多いんで、その辺をもう一回ね、明日の練習からしっかりやるように。5の2や。4の2なのに5の2になんねん。そうでしょ。1打席な。やっぱ野球っちゅうのは犠牲、犠牲、犠牲バント。サクリファイス。君らも犠牲になってるでしょ、会社の。常にわれわれサクリファイスや。送りバント。なんでもわれわれは送りバント人生」

 -明日の先発は。

 「明日は今朝丸。デーゲームだから、明日は。夏に強い今朝丸」

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