【糸井嘉男氏の眼】阪神・佐藤輝は「優勝に近づいているチームの主砲」「テルに尽きますね!」
「中日2-6阪神」(5日、バンテリンドーム)
阪神・佐藤輝明内野手(26)が2点を追った八回無死一、二塁から起死回生の逆転28号3ラン。デイリースポーツ評論家・糸井嘉男氏(44)も「さすが優勝に近づいているチームの主砲」と手放しで称えた。
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テルに尽きますね!今年は本当に勝負強いバッティングが光っています。八回の逆転3ランは、橋本投手の少しナチュラルに動くストレートを捉えた完璧な当たりでした。甘く入った球を打ったと口で言うのは簡単ですが、今のテルは相手のミスを逃さず仕留める技術や集中力が際立っています。そこが何よりの成長で、本人も実感しているのではないでしょうか。
1日のヤクルト戦でも同点の延長十回に決勝打を放っていました。試合を決める一打というのは、何よりも選手自身の価値を高めていきます。シビれる場面で打つ、ファンが打ってほしいと願う場面で打つ。さすが優勝に近づいているチームの主砲ですね!
新外国人のハートウィグ投手が来日初登板しました。日本のボールに慣れる時間も必要ですし、緊張もあったと思いますが、サイドから投げ込むボールには力がありましたし、スライダーも切れていました。ストライクゾーンで勝負できれば間違いなく打つのは困難で、前評判通り三振も取れそうなピッチャーに感じました。
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