阪神・早川 久々の先発で7回0封 1軍の経験を糧に粘投「もっと上を目指してやらないと」
「ウエスタン、阪神4-0オリックス」(1日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
久しぶりの先発でも落ち着いていた。阪神・早川太貴投手は7回8安打無失点。「手応えは正直良くなかったけど、四球がなかったのは唯一良かった。もっと上を目指してやらないと」。1軍の経験を糧に、粘り強い投球を見せた。
幾度のピンチを乗り越え迎えた七回2死一、二塁。初回に二塁打を打たれた遠藤と対峙(たいじ)。フルカウントからスライダーで空振り三振を奪った。「ピンチの時は狙ったところに球がいけて、集中できた」と無四球に毎回の三振でゼロを並べ続けた。
2軍で先発としてローテを回ってきたが、1軍では7月16日の中日戦で中継ぎとしてプロ初登板。ボークで得点を許した。「何もできなかったのが悔しくて。甲子園の何万人ものファンの前で投げるためには、ここで打たれるわけにはいかないって」。ファームで研さんを積み再びはい上がる。
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