阪神・森下 優勝へ「ラストスパート」 球宴躍動“全セの3番”が導く 「まず初戦をしっかり入ること」
阪神・森下翔太外野手(24)が25日、独走首位ターンからの勢いを増して、一気に2年ぶりのリーグVを目指す覚悟を示した。9・5ゲーム差の2位・DeNAを甲子園に迎え、26日から後半戦が始まる。「もう優勝するまでラストスパートだと思うんで、しっかり勝ち切りたいなと思っています」と力強く宣言した。
もちろん油断はみじんもない。「まず初戦をしっかり入ることが一番大事」と必勝を期す。8月の長期ロード前に本拠地で5試合を戦うだけに、「甲子園でしっかり勝つことが、ファンを巻き込んで勢いづけると思うんで。最初のスタートダッシュという意味で、甲子園でしっかり勝ちたいですね」と地の利を生かして、歓喜の瞬間への足固めに入る。
両リーグ最多得票で初出場した球宴では2試合連続3番スタメンで9打数3安打2打点と躍動。猛虎が誇る若きスラッガーの実力を、全国の野球ファンに見せつけた。
この日は貴重な休養日となり、「(休日は)1日あるんで、体をしっかり休めて万全な状態で臨むっていうのが一番だと思います」と心身ともに充電。「気持ち的にはまたシーズンっていうスイッチの切り替えはやりやすい期間だと思うんで、いつも通り行きます」。“全セの3番”として得た自信を猛虎に還元し、チームをさらに加速させる。
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