阪神・ネルソン 来日1勝「すごくうれしい」延長十回、ピンチで坂本K斬り 13試合連続無失点で防御率0・60
「巨人0-4阪神」(19日、東京ドーム)
投手陣でつないだゼロを守り切るため、懸命に腕を振った。阪神・ネルソンが1回無失点で来日初勝利。「すごくうれしいですね。興奮したよ」と満面の笑みで喜んだ。
今季15試合目の登板は0-0の延長十回だった。先頭の荒巻に左前打を打たれ、続く甲斐の犠打で1死二塁。打席に代打・坂本を迎えた。巨人ファンの声援が響く中、カウント2-2から最後は152キロ直球で空振り三振。虎党の大歓声が敵陣スタンドの悲鳴をかき消した。丸は申告敬遠で歩かせたが、佐々木を二ゴロに仕留めて岩崎へとバトンを託した。
仕事を果たしたが「延長の終盤になってくると先頭(への対応)が大事になってくる」と先頭打者を出塁させた反省を忘れない。今季はここまで13試合連続無失点で防御率0・60。登板後には坂本とベンチで話し込む場面もあった。課題を即座に洗い出し、次につなげるのが好成績の要因だ。
「その後をしっかり抑えて、全体的にはいい登板ができたよ」とうなずいた助っ人右腕。チームに欠かせないピースとして、役割を全うし続ける。
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