阪神2軍戦で平田監督が守備妨害宣告に対し、球審に猛抗議「あんなの取られたらバントなんか出来へんよ」 観客からは「勝男頑張れ」コールが響く

 「ウエスタン、オリックス-阪神」(12日、高槻萩谷バファローズ球場)

 阪神の平田2軍監督が球審に抗議し、試合が約10分間中断された。

 場面は五回無死二塁。阪神側は送りバントで1死三塁の形を作りたい場面。ここで打者の佐野が犠打を三塁方向に転がした。しかし、佐野の一塁への走塁が捕球に向かった相手捕手・田島とかぶり、打者走者の守備妨害として、佐野にはアウトが宣告され、走者の中川は進塁が認められず、二塁に戻された。

 すかさず平田2軍監督はベンチを飛び出し、下村球審に詰め寄った。「あんなの取られたらバントなんか出来へんよ」と約10分間怒号交じりの猛抗議となったが、最終的に判定は覆らなかった。

 観客席からは「勝男頑張れ」と大きな声援が響いていた。

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