阪神 ドラ1・伊原2死満塁招き6回途中で降板 桐敷は押し出し死球、適時打で逆転許す

 「広島-阪神」(10日、マツダスタジアム)

 阪神の先発、ドラフト1位・伊原(NTT西日本)は5回2/3を3安打無失点だった。五回までは広島打線をわずか2安打に抑える安定感抜群の投球を披露。

 しかし1点リードの六回1死から大盛に左前打を献上。菊池は空振り三振としたが、小園、ファビアンに2者連続四球を与え、2死満塁となったところで交代が告げられた。ベンチでは悔しそうな表情を浮かべた。

 2番手で桐敷がマウンドに上がったが、迎えた坂倉の左手に死球。藤川監督はリクエストしたが、リプレー検証の結果判定は覆らず押し出し死球に。同点に追いつかれた。なおも2死満塁で秋山には2点適時中前打を献上。勝ち越しを許した。

 チームの3失点以上は6月27日・ヤクルト戦以来11試合ぶりとなった。

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