阪神・藤川監督 サヨナラ犠飛の豊田に「やっぱり野球は流れがあるな」【一問一答】

 「阪神3-2巨人」(3日、甲子園球場)

 阪神が同点の九回、難攻不落の巨人・マルティネスを攻略。最後は無死満塁で豊田の中犠飛でサヨナラ勝ちした。今季無失点だった相手守護神から得点をもぎ取っての劇的な勝利。試合後、藤川監督は「やっぱり野球は流れがあるなと感じましたね」と振り返った。以下、藤川監督との一問一答。

  ◇  ◇

 (TVインタビュー)

 -サヨナラ勝ち。

 「ゲーム展開から見ても最後に豊田に来るんじゃないかと思って。(五回に)ホームで刺殺したところからこのままいこうと思ったんですけど。やっぱり野球は流れがあるなあと感じましたね」

 -中継ぎ陣も粘った。

 「用兵は準備しながらやっているので。石井が帰ってきたことで岩崎を休ませることができる。すごく重要なピース」

 (記者囲み取材)

 -四回はネクストバッターズサークルの豊田に声をかけていた。

 「1、2打席ヒットが出ないぐらいで縮こまる必要はないし。どこどこまで使うと決めてゲームに臨んでますから」

 -六回は同点の場面で木下が無失点。

 「プラン通りですね」

 -チーム防御率は1点台(1・98)に。

 「我慢強く待つとか、いいところを手放さないとか、目に見えないところを丁寧に続けていく、それに尽きると思う」

 -九回、森下の代走・植田のプレッシャーは。

 「植田はフリーエージェントを取っていますから。おめでとうとは言っていたんですが、すごく大事な選手ですよ」

 -二塁進塁の記録は一塁手のエラーだった。

 「記録ではない。自分も現役の時、巨人に代走の鈴木選手がいて、ベンチにいるかどうかで戦ったりするところがあった」

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