阪神・近本「子どもたちが可能性を信じていける社会を」 「LINK UP」が兵庫県と包括連携協定締結式
阪神・近本光司外野手(30)が理事を努める一般社団法人「LINK UP」と兵庫県の包括連携協定締結式が1日、兵庫県庁2号館で行われた。締結式には「LINK UP」代表理事・石井僚介氏(31)と兵庫県県民生活部長・田中序生氏(39)が出席した。
スポーツを起点に青少年の健全育成や地域活性化、防災意識の醸成などさまざまな分野での連携を深めていくことを目的としたもの。式の冒頭には近本のコメントも代読された。近本は「このたびは、兵庫県とLINK UPが連携協定を結ばせていただけることを、大変光栄に思っております」と感謝。「僕自身、プロ野球戦手としてここまでやってこられたのは、子どもの頃に『夢を描ける環境』と、それを応援してくれる大人たちがいたからです」と続け、「LINK UPと兵庫県が協力し、未来を担う子どもたちが、自分の可能性を信じて進んでいける社会を、これからも一歩ずつ創っていきたいと思います」とコメントした。
石井氏も「兵庫県の人々が自分の可能性を信じて夢に挑戦できるような環境をつくれるように努力していきたい」と語り、田中氏も「スポーツで地域を元気にしたい。県民に夢を与えたいと頑張っておりますので非常にいい連携がこれからできるのかなと楽しみにしております」と呼応した。
「LINK UP」と兵庫県は昨年、淡路島の子どもたちを甲子園に招待する「夢プロジェクト」や、淡路島での公開自主トレなどを協力して行ってきた。
7月25日~27日には淡路島在住の小学5、6年生を対象に今年も「夢プロジェクト」として甲子園の試合に招待、企業見学などを行う予定。今後は兵庫県内で阪神戦のパブリックビューイング開催も計画されている。
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